asahi.com:郵政公社、トヨタ式に混乱 指導社員「上辺のみ改善」ツꀀ-ツꀀビジネス
トヨタのカンバン方式と言えば、その世界では結構有名は方式ですね。よく知らないと言う方は↓こちらでご確認下さい。
ものすごく省略して言うと、作業の無駄をなくして効率的に仕事をする、というのを目指した作業の方法です。
で、このトヨタの方式を応用したものを、郵政公社に導入したところ、現場は混乱し、結局査察があるときだけ利用して、それ以外のときは普段通り仕事をしていたそうです。
東京都内のある郵便局員(57)は「郵便局の仕事は、定型の部品を使う自動車の製造とは異なる」と指摘する。「日によって郵便物の量に波があるし、一つひとつ形や大きさ、重さも違う。必ずしも一定の時間ではできない」
この言い分は分かります。製造業のノウハウを無理に当てはめようとしても、なかなか上手くいかなそうです。
そもそも、「改善活動」って、トップダウンの号令ではなかなかうまくいかないものです。それでうまくいくのは、経営があぶなくなっていて、トップも現場も「このままじゃいけない」という強い思いがある場合。現場が「今のままで良いじゃん」と少しでも思っていたら、「改善活動」はほとんどの場合失敗します。
この記事のように、改善の形だけ残って、形骸化している作業やしきたりがどれだけあることか。
まず最初の改善は、そういった「意味のない作業」を「止める」ことから始めなければいけません。それにもまた、強い意志が必要なんですけどね。