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2006年12月 アーカイブ

2006年12月31日

2006年の個人的振り返り

2006年の個人的IT系トピックを振り返ってみます。

・RSSリーダを使い始めた。

Google Readerを使い始めましたが、これで情報収集効率がかなりアップしました。ネタ集めという意味ではブログの更新にも役立ってます。

・wikiを使い始めた。

職場にwikiを導入して、情報共有ツールとして使ってみました。新しいものを広めるにはかなりパワーが必要だったので、他人に利用を促すという点では上手くいきませんでしたが、個人的に情報をまとめていくツールとして役立てることができました。
使ったwikiの種類は、FreeStyleWiki、PukiWiki、HikiWiki、そしてTracに標準で付いているwikiです。

・Ajax(の実装)を覚えた。

Ajaxという言葉を知ってから、AmazonのWebサービスを使って、prototype.js周りの実装方法を勉強しました。非同期通信やデスクトップアプリに近いユーザインタフェースなど、既存のWebアプリの常識を覆す技術に興奮したのを覚えています。

・Ruby on Railsをかじった。

これはほんとにかじった程度。それでも、簡単にさくさくとアプリが作れるという体験はできました。

・PHPを覚えた。

PHPにも挑戦しました。オブジェクト指向を取り込んだPHP5はまだ使いこなせませんが、軽量言語としてサクサク作ってサクサク動かせるというのを体験できたのは大きかったです。

・Google Maps APIを覚えた。

上記のPHPと絡めて、Google MapsアプリをPHPで作りました。地図というものが持つ魅力に取り憑かれちゃいました。

・ソーシャル・ブックマークを使い始めた。

del.icio.usという海外のソーシャル・ブックマークを使い始めました。これまたブログのネタ集めや、家と仕事場を結ぶ情報共有のツールとしても大活躍。Webページの保存はソーシャル・ブックマークに、というのは当たり前のことになっちゃいました。

・scuttleを職場に導入した。

オープンソースのソーシャル・ブックマークであるscuttleを職場のサーバにインストールして使ってみました。各人が見つけた面白いWebページを共有できれば、と思い始めてみましたが、使ってくれる人は数名だけでしたね。ただ、参照している人はそこそこいたらしく、「おもしろいと思ったものは共有すべし」という考えは間違っていないことが分かりました。

・tracを使い始めた。

ソース管理をCVSからSubversionに切り替えたのを機に、プロジェクト管理ツールであるTracにも手を出してみました。プロジェクトで役立てるというところまでまだ進めてませんが、かなり良さそうだということは分かりました。


振り返ると、2006年はこれまでになく色々なことにチャレンジできた年だったと思います。

子供が産まれて時間が取れない中結構がんばれたかなと。

2007年は、同じように色々なことに挑戦しつつ、RoRやTracなど、ちょっとだけかじっている系のものをもう少し深堀りしていきたいと思います。

2006年12月30日

2006年の印象深いニュース

2006年に印象に残ったIT業界関連ニュースを3つ選んでみました。

1.ホリエモン逮捕

年明け早々、ホリエモンが逮捕されちゃいましたね。

ブイブイ言わせていたライブドアの信用が急落して、株価やインターネットサービス業界等々色々なところに影響が出ました。

その後、ライブドアに残った社員達が奮闘して、ライブドアリーダやライブドアクリップなど、評判の良いサービスを提供しているのは、個人的に好感が持てます。


2.Googleの新サービスが次々とリリース

ラボも含めると、spreadsheets(その後Docs and Spreadsheets)やnotebook、Calendar、Readerの刷新などなど、毎月ニュースページをにぎわせてくれました。

サービスを乱発して、サービス間の連携や整合性が取れていないなんて批判もあるようですが、2006年はそういう年だったのでしょう。2007年もこのままの勢いで行くのか、それともサービス間の連携を深めてシナジー効果を発生させるのか、はたまたその両方か。Google Watcherとしては2007年も楽しみな一年になりそうです。


3.SNSの利用者急増

mixiが利用者をぐいぐい伸ばして、それにつられるように色々なSNSが乱立しては消えていった一年でした。mixiも上場したり、個人情報がそこから流出したりと、これもまたコンスタントにニュースを提供してくれたと思います。

2007年は企業内SNSの分野がもっと伸びてくれると良いなぁと思っています。

2006年12月29日

Gmailに届いたYahoo!メールのアイロニー

先日、Gmailの受信トレイに↓こんなメールが届いてました。


061229_01.jpg


おもしろい点が2つ。

1つは、見事Gmailの強力なスパムフィルターをくぐり抜けて、こんなスパムメールが届いちゃったのですが、メール末尾のYahoo!が自動挿入する広告欄に「"Tired of spam? Yahoo! Mail has the best spam protection around " スパムメールに嫌気がさしてないかい? Yahoo!メールは強力なスパム対策が施されているよ!」と書かれている点。

もう1つは、スパムフィルターが強力だと言っているYahoo!メールからスパムメールが送られてきている点(受信は気にするけど、送信は気にしませんなのか?)。

なかなかシュールなメールでした。

2006年12月28日

いよいよ楽天2.0

楽天、「ネット商品情報」を開放 米アマゾンに続き-ITニュース:イザ!

6月の連結決算発表の中で「楽天2.0」というキーワードを出して、三木谷さんは楽天のWeb2.0戦略を発表していたので、いつか出るだろうなと思っていたら、やっぱり出ました。楽天のAPI公開です。

Amazonは、自社APIをいち早く公開することで、ネット上での仮想Amazon支店を増やすことに成功しましたが、さて、楽天はどうなるでしょうか。

Amazonと楽天は同じネットショッピングができるサイトとは言っても、その性質が結構異なっています。例えるなら、スーパーマーケットと商店街と言ったところでしょうか。スーパーの方が勝っている、ということはなくて、どちらもメリットがあればデメリットもあるわけで。

両者のAPIを組み合わせることで、また一段と面白いMash up サイトが登場してくれることを期待しています。

2006年12月27日

手軽で使い勝手の良いCompact Calendar 2007

Compact Calendar 2007

David Seah : Compact Calendar for 2007
David Seah : My Compact Calender Excel Sheet

Excelで作られたメモ的に利用できるコンパクトなカレンダーです。

左側に1年のカレンダーがあって、右側に大きく余白が取られています。

プロジェクトのマイルストンや長期計画を立てる際、メモ替わりにどんどん書き込んで、後でまとめるのにも使えます。

Excelで作られていて何枚でも印刷できるので、気兼ねなく使えますね。何枚か持ち歩いて、議論の際のワークシートとしても使えそうです。

↓日本語版を作ってみたので、ご利用下さい。

CompactCalendar2007日本語版をダウンロード

2006年12月26日

2007年のGoogleの新サービス予想

Googleの2007年は!?新サービス7大予想! | p o p * p o p
≫ Google Predictions, 2007 | Googling Google | ZDNet.com

2007年のGoogleの新サービスを予想しています。

GDriveはありそうですが、来年中というのは果たしてどうでしょう。

面白そうなのはHealth Scrapbookですね。

自分の病歴や飲んだ薬の記録を付けられるというシステム。

薬局でおくすり手帳をもらうのですが、たまにしか病院にいかないのでなくしちゃうんですよね。ただ、どの薬が効いて、どの薬が効かなかったとか、この薬は飲んでいて副作用が辛かったとか、そういう記録を残していければ、かなり役立ちそうな気がします。病院の先生にもURL1つで自分に合った薬を提示できたりして便利かも。

2007年は携帯電話関係の動きも激しそうなので、携帯上で利用できるGoogleのサービスが充実すればいいなぁと思ってます。

2006年12月25日

2011年までのトレンド展望

野村総研、2011年までの国内IT主要市場の規模とトレンドを展望 - CNET Japan

NRIが、2011年までの国内IT市場の規模とトレンドの予測を発表しました。

成長の主軸は、PCから携帯電話に移ってきており、なかでも消費者向けインターネット通販(BtoC EC)、音楽配信、インターネット広告などは、携帯電話向けサービスの成長が著しいとみている。

やはり「携帯電話」というのは一つのキーワードになるんですかね。

以前から注目はされていましたが、技術の進歩に伴って、PCで出来ていた機能や操作感を携帯端末上で再現できるようになっていくのでしょう。更に、GPS情報やアドレス情報など携帯電話ならでは情報と、SNSの仕組みが融合していくような気がします。

ブログ・SNSの市場規模も予測されていますが、ビジネス分野への広がりはどうなんでしょうか。

記事を見てもあまり考慮されていないので、ブログ・SNSのビジネス分野への展開はあまり期待されていないんですかね。

個人的には、サイボウズなどのスケジュール管理ツール系の分野へ、ブログ・SNS群がジワリと侵攻していく、或いは融合していくと思っています。

さて、予想はどこまで当たるのでしょうか。

2006年12月24日

SOAP is DEAD

グーグル、「Google SOAP Search API」の新規顧客への公開を打ち切り - CNET Japan
Seven Degrees: GoogleがSOAPにトドメを刺した日

SOAPが注目され始めたとき、「これからはSOAPだ!XMLだ!」と沸き立ったものですが、時は流れ、気が付くとSOAPはすっかり廃れてしまいました。

「XMLで電文をやりとりする」或いは「受け取る」という手法は、そこかしこで見かけますが、「そこにわざわざSOAPヘッダをつけなくても、ねぇ」という感じで、有名無実化しています。

XMLで通信するという発想は良かったと思いますが、作り込みの手間とかを考えると、「帯に短し、たすきに長し」感はぬぐえませんでした。

そんな状況の中、GoogleがSOAP Search APIのニュースですから、これはもうSOAPは死んでしまったと言っても過言ではないでしょう。

XMLのことを勉強するきっかけになったのが、SOAP通信であり、Google SOAP Search APIだったので若干の寂しさは残りますが、これもまた時代の流れなんですよね。

2006年12月23日

プログラムの美しさ

304 Not Modified: プログラマの美意識
404 Blog Not Found:美しいプログラムの美しくないソース

「美しい」という価値基準は、時代や場所、組織、ひとそれぞれで異なるものです。流行もあるので、昨年「美しい」とされていたものが、今年になると「美しくない」と評価されることもあるでしょう。

システム開発に従事している仲間で話をしていると、ときおり「プログラム(ソースコード)の美しさ」についての話題になることがあります。

その中で、「あそこの協力会社は良いものを作ってくる」とか「あの会社のソースは汚い」とか、そういった会話が出てきます。

ここで気を付けなければいけないのは、ここで会話をしている人それぞれがそれぞれの「美しさ」の価値基準を持っているということ。

あるプログラマは、「コードは短ければ短いほど良い」と考え、あるプログラマは、「コードは共通化されていればされているほど良い」と考え、あるプログラマは、「コードは読みやすければ読みやすいほど良い」と考え、あるプログラマは、「不具合が少なければ少ないほど良い」と考えていたりするわけです。

そういう場での会話では、それぞれがどういう価値基準を持っているかを確認することなく、会話が進み終わってしまうことがよくあります。

多種多様な言語が活躍し、コードを書くプログラマの数も膨大になった今、一つの美意識に固執し、「自分以外みんなダメ」的な発想に陥ってしまうのは非常に危険です。そのプログラマ自身の成長も止まってしまうし、そのプログラマの下についた若手のプログラマにとっても変な価値観を植え付けてしまうことになります。

「美しい」という言葉を使うとき、プログラマ(エンジニア)は自分が思う「美しさ」を説明できなければいけないと思います。

僕自身も、他人の作ったプログラムを評するときに「美しい」「美しくない」という言葉を使ってしまうことがあるので、まなめさんのように自分の考える「美しいプログラム」とはどんなプログラムなのかをよく考えてみることにします。

2006年12月22日

ゲームの開発をお手軽に

手軽にゲームソフトの開発環境を - マイクロソフトが国内でもXNAを提供開始 (MYCOMジャーナル)

XNA Game Studio Expressは、マイクロソフトが提唱する次世代ゲーム開発環境で、Windows XPとXbox 360向けのゲーム制作を同一の環境で行えるアプリケーションだ。Visual C# 2005 Express Editionと.NET Compact Frameworkを基盤としており、制作に必要な各種ツールも統合化されているという。ダウンロードはMSDNサイトで可能で、Windows XPユーザーなら誰でも無償で提供されている。

WindowsXP上で手軽にゲーム、しかも家庭用ゲーム機で動くものが作れるのは魅力的ですね。

プログラマの間で話題になって、このツールで作られたゲームがいくつかヒットすれば、次世代ゲーム機争いで苦戦しているXBOXも盛り返すことができるかもしれません。

2006年12月21日

美しいシステムとは

404 Blog Not Found:美しいプログラムの美しくないソース

弾さんのエントリより。

実装が美しいけどツカエないプログラムと、実装は醜いがツカエるプログラムとどちらがよいかといえば、後者の方に決まっている。もちろん実装も美しくかつツカエるプログラムというのもありで、プログラマーは皆それを目指しているのだけど、プログラマー側の美と、ユーザー側の美と、どちらかの選択を迫られたら、迷わず後者をとるのが私にとっての美しいプログラマーの定義だ。

まったくもって同意。プログラム、ソースのもう一つ上の視点で考えると、SIerにとっては顧客に提供できるものが「美しいシステム」であれば良いのであり、その中身が美しくなくとも良いのだと思います。

中身の美しさにこだわり、顧客にとっての「美しさ」を否定して、強弁にエンジニアの美意識を押しつけるのは、もはやオナニーであり、ある意味レイプといっても過言ではありません。

とはいえ、こだわりのないエンジニアは、それはそれで困ったもので。結局、「なにごとも中庸」というごくごくありきたりな結論に達してしまうのです。

顧客と「美意識」を共有できる。或いは、始めはまったく異なる美意識だったもの同士が、互いに歩み寄り新たな価値観を作り上げていく。そんな仕事の進め方をしたいものです。

2006年12月20日

外国人SEから見た日本人SE

外国人のホンネ「ソコがヘンだよ!日本人エンジニア」/Tech総研

中国、インド、アメリカのSEが、日本人SEの「ヘン」な部分を色々と指摘されています。

的はずれな意見もあれば、的確な意見もあり。

僕が「そうだよなぁ」と納得したのは、以下の意見です。


日本人は命令が苦手。相手を気づかうあまり、とかく語尾を問いかけ調にしてやわらげる。「こうしたほうがいいんじゃない?」と上司に言われたチャンさんは「やってもやらなくてもいい」と受け止め、結局やらないほうを選択してしまった。

確かに命令されることって少なくなりました。

上司はともかく先輩から「こうしろ」「ああしろ」という口調はまず聞かれません。だから悪いというわけではなく、日本人の同じ世代の人は、だいたい似たような共通体験がバックボーンとしてあるので、ある程度柔らかい言葉遣いでも、それが「マスト」なのかそうでないのかを判断できるんだと思います。

だから、全く背景が異なる人(例えば外国人)と接するときは、ここを注意しましょう、ってことですね。


インドではプロジェクトが終わると、次のプロジェクトまで暇な時間が与えられ、2週間ほどバカンスをとることも可能だ。「バリバリ元気に働き続けるためにもバカンスは大切」とヴァールさん。勤務時間が長すぎるため、平日は仕事だけで終わってしまうことに寂しさも感じている。

プロジェクトが終わった後のバカンスは、すごく賛成!

勤勉な日本人は、それほど仕事がないときも、なんとなーく会社に来て、ちょろちょろ仕事をして、インターネットで時間を潰して帰る、なんてことがしばしば見うけられます。そんな感じだったら、いっそ休んでしまってぱーっと羽を伸ばした方が良いんじゃないでしょうか。


仕事の効率を重視するピーターさんにとって日本企業はインフラ投資をおろそかにして、安い給与で長時間働かせる労働力に頼って見える。そこで一言「スパルタン!」。アメリカで同じやり方をしたら「みんな辞めてすぐに潰れる」と話した。

企業はインフラ投資をおろそかにしてますよねー。

うちの会社は大手IT企業ですが、社内からインターネットを見る速度が遅い遅い。インターネットで調べものをしても、ストレスが貯まる一方です。特に、新しいソフトウェアとかをダウンロードするときは、ストレスが頂点に達します。

社員に生産性を上げろと命令する前に、まずはその基盤となるインフラを整備することに手を付けて欲しいです。


ピーターさんの考えでは、日本人はメールに頼りすぎ。大量のメールを読むだけで時間が過ぎてしまう。「まずは電話で話して、その後に確認してメールを使うべき」と話す。プロジェクト管理をすべてメールで行うのも非効率と感じている。

メール!

大規模プロジェクトがメール文化に染まると、悲劇以外のなにものでもありません。一日休むと未読メールが300通なんて状況はフツーにありえますからね。

Googleさんは、メール文化ではなくブログ文化だそうで。情報はPUSH型ではなくPULL型にするほうが、重要な情報はちゃんと着信されると思います。が、それは若い世代に取っての話で、どっぷりメール文化に染まりきっている世代の人たちを、どうやって意識改革させるかというのが、若いSEに課せられた使命なんじゃないかと最近は考えてます。


日本にはお酒の席で親交を深める「飲ニケーション」文化がある。宗教的理由から飲酒の習慣がないインド人にとっては未知の文化。また、アメリカ人のピーターさんによれば、「こうした慣習を受け入れない若い日本人が増えはじめ、先輩と部下の絆が弱まり、技術の継承がない」と分析した。

仕事以外の付き合いって重要なんですよね。それは同意。

じゃあそれが「飲み」や「プライベートの遊び」だけなのかと聞かれると、NOだと思います。

SEがホワイトカラーで、成果だけを問われるのであれば、業務中にももっと仕事以外のコミュニケーションがあっても良いはず。だからこそ、いけてるベンチャー企業には、ビリヤード台があったりダーツがあったりするんでしょう。

「もっと呑みに行け」とプライベートの時間を使うよう促す前に、もっと業務中に打ち解けあえるような工夫をしていきたいですね。まあ、これは僕が子持ちで、家に早く帰りたいからというのもあったりするんですが。

2006年12月19日

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する

「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」を読みました。

Googleのすごさを具体的な例を挙げて書いてあるだけあって、「ウェブ進化論」よりも「Googleってすごいなぁ」と思える一冊です。

商売がどん詰まりになっていた、駐車場やメッキ工場が、Googleの力を借りる(利用する)ことで、苦境を乗り越えるストーリは、ちょっとした感動すらあります。

とはいえ、単に「ラッキーでした」というお話ではなく、Googleの仕組みをよく理解し、自分たちの商売の先行きをよく考えて行動した結果であって、誰でもGoogleを利用すればハッピーになれるというのがミソ。

本書は、2006年4月に発行されており、文中には、

しかし、残念なことに、実際の提携記者発表では、オープンオフィスのAjax版開発という話は、少しもでなかった。かなり限定的な内容の提携にとどまり、このため人々の期待は急速にしぼんでしまった。

とあるのですが、その後、Google Spreadsheets(ウェブ上での表計算ソフト)が発表され、さらに、Writly(ウェブ上でのワープロソフト)と統合されて、Google Docs & Spreadsheetsとしてサービスが開始されています。

本の発表から半年も経たない内にこのような大きなサービスをリリースしてしまうところからも、Googleが既存の企業にはないスピード感と技術力を持っていることが良く分かります。

この本の良いところは、「Google万歳」で終わっていないところ。

検索結果から除外されてしまう「Google八分」や、広告の大量クリックによりアカウントが停止されてしまう「Adsense狩り」「Adsenseアカウント停止」についても触れられていて、いわばGoogleのダークサイドについて知るのにも適しています。

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)
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2006年12月18日

「あなたが知らない(かもしれない)Googleコマンドまとめ」の補足

あなたが知らない(かもしれない)Googleコマンドまとめ | p o p * p o p

pop*popでGoogleコマンドのまとめが公開されていましたが、日本語へのフォローがなかったので補足しておきます。

【3】 単位を計算をする

1 meter in feet

は、「1メートルは何フィート?」で検索。

1 cup in teaspoons

は、「1カップをティースプーンで」で検索。

100 usd in euros

は、「100ドルをユーロで」で検索。これは「100ドルを日本のお金で」のように、国名を指定してもOKです。


【4】 辞書をひく

これは手間がひとつ多くなりますが、以下のように検索して、検索結果TOPの英辞郎リンクをクリックすればOK。

英和 defenestrate

英和の部分は和英でもいけます。


路線を調べる

これは僕がよく使っている検索です。

検索ウィンドウに以下のように「<駅名>から<駅名>」で検索すると、検索結果TOPに乗り換え案内へのリンクが出てきます。

田端から品川

2006年12月17日

If programmers have make a plane

もしプログラマが飛行機を作ったら・・・というCMです。



飛んでいるはずの飛行機は、胴体はスケルトンだし、座席は取り付けられていないし・・・。飛行機にしがみつきながら、必死で組み立てていくプログラマ達。

ベータ版でサービスをリリースして、不具合を修正しながら運用していく様を例えているのでしょうか。

VTR最後のメッセージを読むと「顧客のビジネスと共に成長していきます」みたいなことが書いてあって、そういうメッセージを伝えるのに、飛行機に例えたらまずいんじゃないですかね。人の命が関わっているだけに、制作者の意図とは異なったものが伝わりそうです。

2006年12月16日

Railsレシピ

「Railsレシピ」を購入しました。

「はじめに」に、

筆者が料理本を買うときには、野菜の切り方やフライパンの使い方が書いてある本は選びません。そのような情報は料理本以外から取得することができるからです。

とあるように、あくまでRailsの基本的な使い方を知っている人向けの、文字通り「レシピ」集です。

「同一画面でフォームを編集したい」とか「ドラッグアンドドロップでリストをソートしたい」といった「○○がしたい」という要求があるときに、手元にあると問題がさくっと解決しそう。

こういう本が手元にあると開発の時に効率が全然違いますよね。

自分なりのレシピを開発する前に、まずは教科書に書いてあるお手本から真似していくのは、大抵の学問の常套手段です。

Railsレシピ
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posted with amazlet on 06.12.17
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Rails初心者の人は、↓こちらの本をお薦めします。

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2006年12月15日

Tracの使い方が載っている雑誌

仕事で今度Tracを使おうと思って、本を探してみたんですが、まだ1冊まるごとTracという形では出版されていないようです。

というわけで、雑誌の特集で載っているものを探してみました。

買ってきたのは以下の2冊。

Software Design (ソフトウエア デザイン) 2006年 12月号

「Subversion+Tracでできるバージョン管理+バグトラッキング」と題して特集が組まれています。

  1. Subversion+Tracによるプロジェクト管理入門
  2. Subversionによるバージョン管理/構成管理
  3. Subversion+Tracの導入
  4. Tracの機能詳細と使い方
  5. Tracの実践テクニック
  6. TortoiseSVNによるSubversionクライアント導入と使い方
  7. SVKによる分散バージョンコントロール

上記のように、特集も40ページ以上に渡って、導入から実践テクニックまで幅広く押さえられています。これはなかなかよさげ。


開発の現場 vol.006

こちらは「Tracによるソースコード管理」として10ページ程度の特集が組まれています。

ページ数が少ないですが、上の「Software design」の内容をよりコンパクトにまとめた印象で、「Tracってどんなのなの?」という人が概要を知るためには良いかもしれません。

また、別特集で「CVS/Subversionの利用」という記事も掲載されており、バージョン管理のなんたるかが分かりやすく解説されています。

開発の現場 vol.006
開発の現場 vol.006
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SE編集部
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あと、「WEB+DB PRESS vol.32」でも紹介されていたようですが、ちょっと前の本だったので本屋で見つけることができず。

「Software design」の内容だけで十分だったので、こちらは機会があれば参照してみる程度にしておきます。

2006年12月14日

thunderbird 2.0がタグに対応

ITmedia Biz.ID:メールにタグ付け、ブラウザのように閲覧――Thunderbird 2.0 β1

Thunderbirdが2.0版で、メールのタグ付けに対応するそうです。

これでインターフェースがGmailに近づいたことになるんでしょうかね。

Thunderbirdはメールの検索も早いので、これまでのメーラのように、差出人やカテゴリごとにメールを振り分けて管理、なんてことはせず、とりあえずどんどん「すべてのメール」フォルダに放り込んで、重要なメールだけタグをつけて管理。そして、メールを探すときは、まず検索、とGmail的な使い方をすることができます。

正式なリリースが楽しみですね。

2006年12月13日

動画を投稿するモチベーション

Metacafeの『Producer Rewards』で稼ぎまくる世界の10人! | p o p * p o p
Metacafe 窶錀 Serving the World's Best Videos

動画の共有サイトと言えば、YouTubeがだんとつの人気を誇ってます。

YouTubeの人気をうけてあちこちに似たようなサービスが登場している中で、Metacafeは投稿した動画が一定回数再生されたら投稿したユーザにお金が入る仕組みがある点が異色。

多い人はここで250万円以上も稼いでいるのだとか。

アフィリエイトの仕組みが登場して、小遣い稼ぎのためにブログを書く人が増えたように、これでまた動画を投稿する人が増えていきそうな気がしますね。

GoogleVideoには投稿した動画を販売する仕組みがあるので、YouTubeにもGoogleAdsense的な仕組みが組み込まれてもおかしくないですね。

その日のために、おもしろい動画を作る練習でもしてよ。

2006年12月12日

Googleが弱点を補完中

ITmedia Biz.ID:“Google Office”との連携進むGmail
ITmedia Biz.ID:Gmailで外部メールの受信が可能に 一部英語版でテスト開始

今年新サービスを続々開始したGoogleが、今度は各サービスの弱点を強化し始めました。

克服した弱点は、Gmailの外部メールとの連携と、GmailとGoogle Docs and Spreadsheetsの連携。

Gmailは、外部のメールサービスにPOPでアクセスすることができるようになりそうです(まだ、英語版の一部のユーザだけにしか公開されていません)。

Gmailのインターフェースで、外部のメールを読むことができれば鬼に金棒。PCを買い換えたときのメールの移行の手間や、複数の環境からインターネットにアクセスすることを考えると、メーラーはクライアント型ではなく、Gmailで統一したくなってしまいます。

GmailとGoogle Docs and Spreadsheetsの連携については、Gmailに添付されたWordファイルやExcelファイルを1クリックで、Google Docs and Spreadsheetsの画面で閲覧/編集できるようになったというもの。これまた、クライアント側にWordやExcelがインストールされているかを気にすることなく、文書などの閲覧/編集が可能になりました。

逆にDocs and Spreadsheetsを、1クリックでGmailで送信することはできていないようです。共同編集/閲覧機能があるから、それほど緊急に実装しなくても良いという認識なのでしょう。

そういえば、WordやExcelのツールバーに「メールで送信」ボタンがあります。もう何年も前から見ていますが、未だに使ったことがありませんでした。WordファイルやExcelファイルを頻繁にメールでやりとりする人にとっては便利な機能なんでしょうかね。

さて、次はどのアプリとどのアプリの連携が強化されるんでしょうか。