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外国人SEから見た日本人SE

外国人のホンネ「ソコがヘンだよ!日本人エンジニア」/Tech総研

中国、インド、アメリカのSEが、日本人SEの「ヘン」な部分を色々と指摘されています。

的はずれな意見もあれば、的確な意見もあり。

僕が「そうだよなぁ」と納得したのは、以下の意見です。


日本人は命令が苦手。相手を気づかうあまり、とかく語尾を問いかけ調にしてやわらげる。「こうしたほうがいいんじゃない?」と上司に言われたチャンさんは「やってもやらなくてもいい」と受け止め、結局やらないほうを選択してしまった。

確かに命令されることって少なくなりました。

上司はともかく先輩から「こうしろ」「ああしろ」という口調はまず聞かれません。だから悪いというわけではなく、日本人の同じ世代の人は、だいたい似たような共通体験がバックボーンとしてあるので、ある程度柔らかい言葉遣いでも、それが「マスト」なのかそうでないのかを判断できるんだと思います。

だから、全く背景が異なる人(例えば外国人)と接するときは、ここを注意しましょう、ってことですね。


インドではプロジェクトが終わると、次のプロジェクトまで暇な時間が与えられ、2週間ほどバカンスをとることも可能だ。「バリバリ元気に働き続けるためにもバカンスは大切」とヴァールさん。勤務時間が長すぎるため、平日は仕事だけで終わってしまうことに寂しさも感じている。

プロジェクトが終わった後のバカンスは、すごく賛成!

勤勉な日本人は、それほど仕事がないときも、なんとなーく会社に来て、ちょろちょろ仕事をして、インターネットで時間を潰して帰る、なんてことがしばしば見うけられます。そんな感じだったら、いっそ休んでしまってぱーっと羽を伸ばした方が良いんじゃないでしょうか。


仕事の効率を重視するピーターさんにとって日本企業はインフラ投資をおろそかにして、安い給与で長時間働かせる労働力に頼って見える。そこで一言「スパルタン!」。アメリカで同じやり方をしたら「みんな辞めてすぐに潰れる」と話した。

企業はインフラ投資をおろそかにしてますよねー。

うちの会社は大手IT企業ですが、社内からインターネットを見る速度が遅い遅い。インターネットで調べものをしても、ストレスが貯まる一方です。特に、新しいソフトウェアとかをダウンロードするときは、ストレスが頂点に達します。

社員に生産性を上げろと命令する前に、まずはその基盤となるインフラを整備することに手を付けて欲しいです。


ピーターさんの考えでは、日本人はメールに頼りすぎ。大量のメールを読むだけで時間が過ぎてしまう。「まずは電話で話して、その後に確認してメールを使うべき」と話す。プロジェクト管理をすべてメールで行うのも非効率と感じている。

メール!

大規模プロジェクトがメール文化に染まると、悲劇以外のなにものでもありません。一日休むと未読メールが300通なんて状況はフツーにありえますからね。

Googleさんは、メール文化ではなくブログ文化だそうで。情報はPUSH型ではなくPULL型にするほうが、重要な情報はちゃんと着信されると思います。が、それは若い世代に取っての話で、どっぷりメール文化に染まりきっている世代の人たちを、どうやって意識改革させるかというのが、若いSEに課せられた使命なんじゃないかと最近は考えてます。


日本にはお酒の席で親交を深める「飲ニケーション」文化がある。宗教的理由から飲酒の習慣がないインド人にとっては未知の文化。また、アメリカ人のピーターさんによれば、「こうした慣習を受け入れない若い日本人が増えはじめ、先輩と部下の絆が弱まり、技術の継承がない」と分析した。

仕事以外の付き合いって重要なんですよね。それは同意。

じゃあそれが「飲み」や「プライベートの遊び」だけなのかと聞かれると、NOだと思います。

SEがホワイトカラーで、成果だけを問われるのであれば、業務中にももっと仕事以外のコミュニケーションがあっても良いはず。だからこそ、いけてるベンチャー企業には、ビリヤード台があったりダーツがあったりするんでしょう。

「もっと呑みに行け」とプライベートの時間を使うよう促す前に、もっと業務中に打ち解けあえるような工夫をしていきたいですね。まあ、これは僕が子持ちで、家に早く帰りたいからというのもあったりするんですが。