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Web3.0の姿

書店を見ると web2.0 と言うキーワードも割と定着していて、ちらほらと web3.0 を語った本も見かけるようになってきました。

ウェブ進化論の中で、梅田さんは、web3.0 というフェーズに行くにはまだまだ時間がかかるようなことを書いていたかと思います(違ったらごめんなさい)。

僕もぼんやりと web3.0 の姿について考えていたんですが、その鍵を握るのは「翻訳技術」じゃないかと思っています。

インターネットの普及で、場所による制約というのがなくなりつつあります。どこにいても同じ情報が手に入るようになっています。

ただし、依然として「言語の壁」は存在します。

アメリカのソーシャルブックマークサイト"del.icio.us"を見ていても、英語、日本語、アラビア語(?)と多種多様な言葉のページが登録されていますが、やはりそこには言語の壁があり、日本人が英語のサイトをブックマークすることがあっても、外国人が日本語のページをブックマークすることはあまりありません。

全世界で利用する言葉が「英語」や「中国語」に統一されればこういう問題は起きないのですが、現実問題としてそれは無理でしょう。

そこで、既存の異なる言語を正確に翻訳する技術が発達すれば、「言語」というものを意識することなく、インターネットから情報を取得することができます。

例えば、Google talks でアメリカ人と中国人とチャットをしているとき、日本人にはすべての会話が「日本語」で見え、アメリカ人には「英語」で、中国人には「中国語」で見えているわけです。

リアルタイムに、正確に翻訳することが可能になれば、こんなことも可能になるわけで。

現実の社会では、なかなか言語の壁を越えることができなかった人々が、インターネットの力を借りることでその壁をさくっと越えてしまう。

なにかと広告事業が目に付くGoogleですが、Google talksやGoogle spreadsheetsのチャット機能、あるいはGoogle グループなど、ユーザ同士のコミュニティ/会話を促進させるツールを押さえているのは、これから先上記のようなことを考えているからじゃないでしょうか。

そう言えば最近、Google が翻訳の精度を高める技術を開発中というような記事を見かけました。

また、↓この記事のように、ユーザの力を借りて翻訳の精度を高めようとしています。

ITmedia News:Google翻訳サービスに「訳文提案」機能

ネット上で言葉を意識する必要がなくなるのも、意外と近い将来の話なのかもしれません。