「Javaの専門誌がなくなった理由 (でぃべろっぱーず・さいど)」というエントリのコメント欄にSEを目指しているという高2の方からコメントをいただきました。
僕の書き方がうまくなかったからか、ちょっと誤解を与えてしまったなぁと思い反省。
返事をコメント欄に書こうかと思ったのですが、高2でちゃんと目標を持って勉強している若者へのメッセージということで、ちゃんとエントリとして書いた方が良いかなと思い、このエントリを書くことにしました。
あと、昨年、会社の新卒採用のお手伝いをしたことがあって、そのときに意外とSEという職種が理解されていないもんだなぁと思ったからというのも理由の一つだったりします。
SEとは何者か?
SEとは、言うまでもなく「システム・エンジニア」の略なんですが、仕事の内容は人によって色々。幅がかなり広いです。
個人的には「業界人」的なニュアンスだととらえています。「業界人」って、芸能人もいれば、ディレクタ、プロデューサ、ADとかいたり。それぞれ役割は違うけれど、ひとくくりにして「業界人」というような言い方をしますよね。
SEも同じで、提案する人、要件定義する人、設計する人、管理する人、プログラム書く人、みーんなひとくくりにSEと呼ばれています。一人でいくつもの役割をこなすことなんてざらですし、何かに特化したエンジニアというのも珍しくはありません。
というわけで、SEを目指す人は、自分がどんなSEになりたいのかをよーく考えておいた方が良いです。
それによって入るべき会社が大きく変わってくると思います。
パソコンが好きだからなんとなくシステム・エンジニアかな、と簡単に考えて会社を決めちゃうと、後々苦労することになるかもしれません。
大規模なプロジェクトを管理をして、自分の下にいっぱい人を従えて、というのを希望する人は、大手SIerを目指すと良いでしょうし、利用者の顔を見ながら仕様を決めて、自分でシステムを作っていきたいという人は、企業のシステム部とか、或いは勢いのあるネットベンチャーを目指してみるのも良いでしょう。
同じ「システム・エンジニア」でも、その仕事の内容、境遇は人それぞれ、SEとして一生食っていくつもりの人は、ちゃんと事前にリサーチしておいた方が良いです。
Java は勉強しなくても良いか
上記エントリで誤解を招くような書き方をしてしまいましたが、Java は勉強しておいた方が良いです。
理由は以下の通り。
・Java で作られたアプリは多い。
→当然保守運用が発生するので、Java エンジニアの仕事がなくなることはしばらくなさそうです。
・最近流行のLight weight Language (LL) とは棲み分けが進むだろう。
→最近 Ruby on Rails とか流行っていますが、Java アプリがすべてその手のLLに移行するわけではなく、得意分野で棲み分けが進みそうです。ということで、それぞれの特徴なりをしっておく必要があります。また、実際にJavaでのアプリ開発を経験しておくと、俗に言われているLLとの開発生産性の違いが良く分かります。
・なんだかんだいってとても流行した言語である。
→Java については色々と問題点も指摘されてますが、FWの数が裏打ちするように、ものすごく流行した言語であります。その魅力はいったい何なのか。実際にJavaを学んで体験しておいた方が良いです。
上記エントリでは「実際のシステム構築業務において、"最新"のJavaの技術はもはや必要なくなっています。 」と書きました。
これはそれほど的はずれではないと思っていますが、あくまで僕個人(そこそこ大きなSIerに勤めるSE的な視点)の意見と考えてください。この点に関しては、「いや、Javaの最新動向を押さえておくと、市場競争で優位に立てる」と主張する人がいるかもしれませんし、仮にそう言う人がいてもその意見を否定することはできません。
また、今SEを目指している人は、今時点での最新動向を押さえておくと、働く頃にそのときの知識が生きてくるかもしれませんしね。
いずれにせよ、「勉強するくせ」を付けておくことは重要で、インターネットで調べることはもちろんですが、技術書や雑誌をチェックする習慣をつけておけば、入社した後も苦労することなく情報を仕入れることができると思います。
ちなみに僕が定期的にチェックしている(毎号買っているわけではないです)のは以下の雑誌達。あと、大きめの書店に行ったら、技術系の本棚をざっと見て最近の流行動向を見てみることにしています。
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とまあ、コメント欄での返信ではなくエントリにした割には、なんだか上手くまとまりませんでしたが、IT系の職種の人気がなくなっている中、SEを目指してくれる人にとって何かのヒントなればと思います。



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