Google Developer Day 熱で、この週末はasso-ball の Google Gadjet 化、そして英語化に取り組んでたんですが、勢い余って、Mapplet まで手を出してしまいました。
利用したのは、前から使おうと思っていた「楽天トラベルのWebservice」です。
簡単なところで、施設情報をマップ上に表示する Mapplet にしてみました。

使い方ですが、Mappletはまだ開発者向けにしかリリースされていないので、普通の Google Maps 上には表示されません。利用するときには、以下のURLにアクセスします。
http://maps.google.co.jp/preview
ここで、Map の上のタブに「検索結果」「マイマップ」と並んで「マップレット」があるので、これをクリックします。
そこから「コンテンツを追加」をクリックすると、iGoogle のガジェット追加のような画面になるので、画面上部の検索欄右側にある「URL を指定して追加」をクリック。URLの入力欄が表示されるので、以下のURLを入力して「追加」をクリックすればOK。
http://www.chrisryu.com/rakutentravelmapplet.xml
追加後、画面左上の「Google マップに戻る」をクリックすると、先ほどの「マップレット」タブのところに、「楽天トラベル ホテル検索」が表示されているはず。
チェックボックスにチェックを入れるか、文字をクリックすると、下部にマップレットが表示されて利用することができます。
参考にしたのは以下のブログの記事です。
・Yoshioriの日記: Google Mapplet 作った♪
・速報ダム日和
・Myrmecoleon in Paradoxical Library. はてな新館 - 所蔵図書館マップのMappletを作ってみた。
・Google Maps の Mapplets 用に「防犯マップ大阪 -Mapplet版(beta)-」を作ってみました (feedtailor Inc. 大石裕一の開発ブログ)
・月と六ペソ: Mapplet etc.
作っていて気づいたこと/思ったこと
1." Mapplet Scratch Pad " を使うべし!
マップレットのコンテンツディレクトリの左側に「Developer Tools」というリンクがあるので、これをクリックすると、" Hello World " を始め、" API Reference" や " Mapplet Scratch Pad" などのツールがあるので、これを一通り追加しましょう。
今回、僕はこれに気づかず、PCで作成したXMLを一々サーバへupload して、コンテンツを追加して、デバッグしていたんですが、これがかなりめんどくさい。PC側でデバッグしてからUPってことができないので、これどうにかならないかなぁとか思っていたら、開発の終盤に" Mapplet Scratch Pad"を見つけました。
これがあると、Google Maps の左側にエディット欄が表示されて、ここにしこしこソースを書いて「Preview」ボタンを押すと、すぐにそのソースの実行結果が分かるというすぐれもの。これにもっと早く気づいていれば・・・。
ちなみに、このツール、他のMapplet のソースを読み込んで編集する、なんてこともできるので、「このMapplet 使い勝手が悪いなぁ」とか思ったら、自分でちょちょいと修正できちゃうわけです。
2.吹き出しに情報を詰め込みすぎるとエラーになるっぽい
マーカをクリックするとホテルの情報が書かれた吹き出しが表示される仕様にしたのですが、作っていく途中でマーカをクリックするとエラーが発生するようになりました。Firefox だとfirebugにエラーをはきつつ吹き出しは表示されるんですが、IEだと吹き出しすら表示されないのですね。
なんでだろうなーとか思っていたら、API Reference に" Content is restricted to approximately 4kB "とか書いてありました。どうやらあんまりたくさん情報は表示できないようです。
リッチなコンテンツを表示させたければ、iframe でも切ってあげるしかないんでしょうか。
3.Mapplet は流行るか
で、実際に作ったMapplet がこれからどうなっていくのかと。
個人的には、この楽天トラベルホテル検索Mapplet によって、アフィリエイトでがっぽがっぽ、みたいなことを夢想してたりするんですが、それはしばらく無理なんじゃないかと思っています。
理由はいくつかあって。
1つは、Google Maps を利用している日本人が少ないということ。マップレットどころか、マイマップとかもまだ知らない人多いんじゃないかな。Mapplet 使って、アフィリエイトやって稼ごうと思ったら、いかに多くのユーザに利用してもらえるかが勝負なわけで。
一般の人は、YahooとかGoogleの検索欄に旅行会社の名前を入れるか、「○○の宿」とか入力して検索した結果表示される、普通のサイトで何かしらのコンテンツを得るのが、まだまだ続きそう。
ただし、これはGoogle がこれからやろうとしているユニバーサル検索(画像とか動画とかの検索を一つの画面でやっちゃうやつ)で変わってくるかもしれないのは確か。
Gadjet やMap は使ってなくても、検索はよく利用しているという人に対して、通常のページの案内だけでなく、「ホテル情報の検索はこのMappletが便利ですよ」とか、Mapplet に対しての導線を貼ってくれるだけで、可能性は劇的に広がりそうです。
もう1つは、iGoogle の Gadjet と違って、MapのMapplet って、いつもいつも見るものじゃないってこと。
とっさに情報を得たいとき、いちいちMapを表示して、Mappletで何かするって人は、Google のヘビーユーザでもまだまだいなさそうです。
4.とりあえず海外で通用するもの作った方が良いかも
で、この話なんだけど、利用者の少ないニッチなフィールドで勝負するより、もっと大きな市場を見た方が良さそうだということ。
Mapplet の利用率は少なそうだ、とはいえ、母数が増えれば、それだけ利用者は増えるわけで。
英語が苦手という人も、ちょっと頑張って英語圏向けのMapplet なり Gadjet なりを作った方が、得られるものは多そうです。
asso-ballのGadjet を海外仕様にしたのもそれが理由だったりします。